当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は養腎防寒について少しお話させて頂きます。
東洋医学では、「春は生じ、夏は長じ、秋は収し、冬は蔵す」と四季をとらえています。
冬は厳しい寒さで陽気が抑えられて、陰気が盛んになる時期でもあります。
言い換えれば、蓄えることを第一にゆっくり過ごす時期である、といっていいでしょう。
冬は寒邪が身体に侵入して、様々な不調を引き起こす原因になるので、注意が必要になります。
寒邪によって冷やされた身体は、風邪・関節痛・四肢の冷えなどの症状が現れるようになります。
これを東洋医学では外寒といいます。
これに対して、内寒は寒さによる陽気が不足して、体内機能が低下して身体に不調を引き起こします。
腹痛・下痢・食欲不振といった胃腸の症状や、動悸や胸痛などの心の症状、息切れや咳などの肺の症状が多くみられます。
陰陽五行で考えると冬は腎にあたります。
腎は、生命を維持するエネルギーである「精」を蓄える器官、と考えられています。
なので、腎の動きが活発であれば、生命力が強くなって冬を乗り切ることができるようになります。
以上のことから、冬の養生には腎と寒さに対応することが大切です。
養腎防寒を基本にして、しっかり体力を養いましょう。
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!