当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は腸脛靭帯炎について少しお話させて頂きます。
腸脛靭帯炎とは、膝に発生する靭帯の炎症をいいます。(「ランナー膝」とよばれるほどランナーに多い症例です)
初期症状は主に膝の痛みです。
走行時や走行後に膝の外側に痛みが発生すれば、腸脛靭帯炎の可能性が考えられます。
しばらく安静にしておけば、疼痛は和らぐので放置される場合がほとんどです。
しかし、放置しておけば徐々に症状が重くなって、ともすれば慢性化する危険性が考えられます。(ひどくなると膝の曲げ伸ばしが困難になります)
なので、異変が著明な場合は必ず受診しましょう。
主な治療法は絶対安静が原則です。(症状がひどければ消炎鎮痛剤などが処方されます)
腸脛靭帯炎を引き起こす要因としては、膝に負担がかかりやすい場所での練習・足の外側に負担がかかるフォームなどが挙げられます。
すり減ったランニングシューズでの練習は、前述の条件を満たしているので注意が必要です。
「少しの痛みだから大丈夫!」「気持ちで乗り切る」などの精神論に頼ることなく、違和感を感じ始めたら必ず原因をつきとめるよう心がけましょう。
慢性化する原因は、些細な痛みの積み重ねにこそあるのではないでしょうか?
大阪市旭区大宮(日・祝も受付 予約優先)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
