当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は筋の性質について少しお話させて頂きます。
ある動作を行うときに、その中心となる筋肉が主働筋で、主動筋を補うのが協働筋、その働きと逆に働く筋肉を拮抗筋といいます。
主働筋と拮抗筋のバランスによって、一連の動作が円滑に行われることになります。
主働筋の緊張に対し、拮抗筋は弛緩します。(逆も同様)
これを、筋肉の相反神経支配といいます。
ある動作を行うと、拮抗筋は自動的に弛緩しますが、完全に脱力すると関節を傷めてしまいます。
なので、拮抗筋はわずかに緊張して、動く速度や角度を調整します。
ある筋肉を鍛えるのであれば、その協働筋や拮抗筋を鍛えることで、筋力のバランスが整い、より効果的に筋力を発揮することができるようになります。
逆に偏って鍛えてしまうと、弱い部分にストレスが加わるので、筋・腱・関節を傷める原因になってしまいます。
ストレッチも同様のことがいえます。
拮抗筋を収縮させることで、主働筋はより効果的に伸張させることができるようになります。
動作の主働筋を知ることで、拮抗筋はどれなのかを把握すれば、パフォーマンスの向上とケガの予防にも効果を発揮できるようになるでしょう。
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
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