当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は肩甲骨と骨盤の可動域の重要性について少しお話させて頂きます。
●肩甲骨
肩甲骨には、上半身の主要な筋肉・靭帯・血管が集まっています。
これらが固くなったり血行不良になれば、本来の機能が失われてしまいます。
本来あるべき位置に肩甲骨が収まり可動域が確保されれば、頚・肩・胸・骨盤のバランスが改善され、姿勢が良くなります。
肩甲骨の可動域と柔軟性の維持は、姿勢維持に大きく関わっています。
●骨盤
骨盤には、腹筋・背筋・臀筋群など、カラダを支持する大きな筋肉が集まっています。
このため、筋肉のバランスが崩れると、脊柱の歪みだけでなく筋緊張にも左右差が出やすくなります。
骨盤の筋バランスは、ストレッチなどで整えておくようにするといいでしょう。
●肩甲骨と骨盤の連動
肩甲骨と骨盤は、脊柱を通じてつながっており、対になっています。
肩甲骨と骨盤が相互に連動して動くことで、円滑な動きができるようになっています。
運動効果を上げるには、肩甲骨と骨盤の連動は非常に重要です。
また、連動性を意識するのであれば、連結部に当たる体幹部の柔軟性は必要になってきます。
体幹部の柔軟性が低いと、連動性が落ちて運動パフォーマンスに影響してしまいます。
連動性を高めるには…
①肩甲骨と骨盤の同時操作
②複合動作
③腹圧を高める(腹式呼吸・腹横筋の意識)
④体幹部の可動性・柔軟性を高める
連動性の向上に取り組むことは、運動能力の向上に効果アリかも…です。