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腹直筋のみを過度に鍛えすぎると…

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は腹筋と呼吸の関係について少しお話させて頂きます。

 

体幹部の安定化は、運動パフォーマンスの向上につながると考えられています。

 

ただし、やみくもに腹筋部(特に腹直筋)のみを鍛えると、自然な呼吸を妨げるようにもなります。

 

体幹部を鍛えるには、腹直筋だけでなく内・外腹斜筋腹横筋にも目を向ける必要性があります。

 

体幹部は、固定に作用させると同時にしなやかな動きを実現させる、ということが必要です。

 

腹直筋を過度に鍛えると、呼吸時における肋骨の動きを妨げます。

 

肋骨は開いたままの状態になるため、充分に息を吐き切ることができなくなります。

 

その状態が続けば、交感神経優位になるため、痛みには敏感になり体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。

 

体幹部を鍛える際には、腹筋部だけではなく肋骨の状態も併せてチェックしておきましょう。

 

呼吸エクササイズは、自宅で簡単にできるので肋骨の動きを確認するにはうってつけです。

 

体幹部と並行して呼吸エクササイズも行うようにしましょう。