当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は湿度についてのお話を少しさせて頂きます。
空気が乾燥すれば、口や鼻など呼吸器系の粘膜は乾燥し、感染に対する防御機能は低下します。
なので、ウイルスが体内に入りやすくなります。
冬にインフルエンザが流行するのは、病原菌の増加だけでなく、空気の乾燥によってヒトの防御機能が落ちていることも大きな原因の1つといえるでしょう。
また、空気が乾燥することで、カラダから蒸散する水分量も増えるため、暖房をつけても体感温度は低く感じます。
なので、暖房温度を高く設定するだけでは、温かさを感じにくくなりがちです。
湿度不足は健康面だけでなく、髪・肌など美容面でも影響されます。
ちまみに健康な髪の水分量は、約11~13%とされています。
髪は水分の吸湿・放湿が多いため、乾燥すればパサついて広がりやすくなります。
また、肌については「保湿」といわれるように、水分量が10%以下になるとドライスキンといわれる状態になり、肌荒れ・痒みの原因となります。
このように乾燥された環境下では、ヒトは感染力に抗しきれない場合があるので、うがい・手洗いなどでしっかり感染対策しましょう!
室内は加湿器などで、適度な湿度を保ちましょう。(40~60%くらいが適正湿度といわれています)
湿度調整はなかなか厄介です。
低すぎればウイルスは活発になり、高すぎればダニ・カビなどアレルギーの原因になります。
あとは1~2時間に1回は換気して、部屋をリフレッシュさせましょう。
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
