当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は低温やけどについて少しお話させて頂きます。
暖房器具が欠かせないこの時期…気をつけたいのが低温やけどです。
使い捨てカイロ・コタツ・ホットカーペットなど…普段危険性を感じることなく使用しているものが原因になっています。
快適な温かさでも、長時間カラダの同一部分に触れていれば、皮膚は熱による損傷を受けます。
低温やけどを起こす部分の多くは脚です。
これは感覚が他の部位に比べると感覚が鈍く、血行不良が起こりやすいのが原因とされています。
特に踵・脛に関しては、皮膚のすぐ下に骨があるので、熱源に押し付けられていると毛細血管は圧迫され、血流が滞ってその部分に熱がこもって低温やけどを引き起こします。
冷え性で湯たんぽなどを使用する機会が多い女性・高齢者、糖尿病で知覚障害があるなど皮膚感覚が鈍麻している方は特に要注意です。
低温やけどはその名の通り、低い温度でゆっくり進行するので、熱さ・痛みを感じにくく、気づいたときには皮膚の深部まで達しています。
重症になれば組織は壊死状態になり、場合によっては皮膚移植が必要になる場合があります。
また通常のやけどとは違って、流水で冷やしても応急処置としての効果は期待できません。
なので、低温やけどの場合は皮膚科など早期の医療機関への受診が肝要です。
低温やけどは予防対策として…
①熱源に直接触れない
②長時間同じ場所に固定しない
③睡眠中は使用しない
④熱源を押し付けない
ここ最近の冷え込みに対応するために、特に冷え性の方は暖房器具の使用頻度が高いので、低温やけどには充分注意しましょう!
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
