当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は骨盤の歪みについて、少しお話させて頂きます。
骨盤は寛骨を形成する3つの骨のうち、腸骨(2つ)と仙骨(1つ)で関節を形成します。(仙腸関節)
仙腸関節は圧力に弱く、持続的あるいは突発的に強い外力が作用すると、結合部が歪んだり開いたりすることがあります。
例えば、いつも同じ足の組み方をしていたり、鞄を持つ手がいつも同じだったり…これは気づかないうちに圧力を同側に加えていることになります。
寝るときの姿勢も重要です。
寝返りをうつといつも同じ方が下になる、うつ伏せで寝る方が楽…これらが当てはまるようなら、すでに骨盤が歪んでいると考えられます。
座り方にも注意しましょう。
長時間イスに座って作業するときなど、疲労からどうしても姿勢は悪くなり、いわゆる猫背になりがちです。
日常的に姿勢の悪い方は、気づかないうちに骨格を歪めてしまっているのです。
女性がよくする横座り、足をハの字に開く座り方も歪みの原因といわれています。
まだ骨盤が固まりきっていない子供の頃に、強く腰を打った経験のある場合は、その際の外力で骨盤が歪む場合があります。
また日々の運動不足や加齢により、骨盤周囲の筋肉(特に腹筋)の筋力が低下すると、骨盤は開いてしまいます。
なので、骨盤に守られていた内臓は下垂して、下腹が出てしまいます。
スポーツで鍛えていても、偏った筋肉にばかり集中して使用していれば、バランスが崩れて骨盤の歪みを引き起こします。
結果として左右のバランスが、骨盤はもとより姿勢制御に必要だということがいえます。
バランスを意識するには、体幹を鍛える・ストレッチングによる筋の柔軟性をたかめるなどの方法がありますが、施術によっても改善効果は期待できます。
分かっているけれど、時間をとってするにはなかなか…と思う方も多いことでしょう。
しかし放置しておけば、腰痛などを始めとする疾患に悩まされることになります。
なので、日頃からセルフケアの意識をしっかり持ちましょう!
意識するとしないとでは、カラダの調子も大きく変わってきます。
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
