当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は減量中の便秘について少しお話させて頂きます。
便秘は肌荒れ・代謝不良・美容など、カラダの至るところに悪影響を及ぼします。
場合によっては、便秘が原因でかえって痩せにくい体質を作ることもあります。
ダイエット中の便秘には次のような原因があります。
<食事量が極端に少ない>
野菜・乳製品・海藻類など、便秘に効能があるとされている食物を摂取しているのに便秘になってしまう…。
食事の量が少なすぎると、腸は刺激を受けにくく、排便のための蠕動運動が起こりにくくなります。
なので、「ダイエット中だから」といって食事量を極端に減らさず、食物繊維の多い食事を適度に摂取しましょう。
<脂質を極力とらない>
脂質はダイエットの大敵です。
しかし、脂質に含まれる脂肪酸は、腸を刺激して働きを促進させる効果があります。
なので、正常な便通には適度な脂質の摂取は不可欠です。
ダイエット中でも、脂質を避ければ便は固くなるので、結果として便秘傾向になります。
<ストレスになるほどの食事制限>
空腹感によるストレスは、便秘の原因になってしまうことがあります。
ストレスは自律神経のバランスを乱します。
自律神経は体温維持・発汗・呼吸・代謝など、ヒトが生きていく上で重要なコントロールをしているので、カラダの様々な機能に悪影響を与えてしまいます。
腸も自律神経によってコントロールされているので、ストレスによって自律神経に乱れが生じると腸の働きも悪くなります。
なので、無理のないダイエットを心がけましょう。
<栄養バランスの乱れ>
特定の食品に偏った「単品ダイエット」は、栄養バランスが崩れ便秘になりやすいといわれています。
どんなに栄養価が高くても、そればかり摂取すれば良いというものではありません。
多くの食品から「バランス良く」摂取するのが望ましいといえるでしょう。
ダイエット中はカロリーに意識が集中しがちですが、食品の栄養価にも意識をしましょう。
便通は毎日が理想的ですが、2~3日1度の便通であっても、自力で排便できるなら便秘とはいえません。
逆に毎日排便していても、排便時に苦痛を感じるのであれば、それは便秘といえます。
便通が快便であるのなら、2~3日に1度でも気にすることはありません。
便秘がちな場合には、排便の状況についてメモをするなどして、状況把握しておくことも必要でしょう。
ダイエットは必要な知識がなければ、かえって体調を悪化させたり、肌荒れなど目に見える部分にまで影響を与えます。
無理な減量は避けて、時間をかけて根気よく取り組みましょう!
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
