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本日は栄養面からみた疲労骨折の予防について少しお話させて頂きます。
疲労骨折は、同じ箇所に衝撃が加わることで発生する、といわれています。
地面からの反発力が強い場所(アスファルトなど)での練習や、ジャンプなど同じ動作を反復して行う運動によって発生しやすい骨折です。
骨には柔軟性・弾力性・可塑性といった特性があります。
なので、この3つの特性が高いほど丈夫で疲労骨折しにくい骨である、といえます。
この特性が低下する原因には、加齢・運動不足・栄養不足の3つであるとされています。
栄養面でアプローチするには、コラーゲンの摂取が大切になってきます。
コラーゲンを摂取すると、胃や小腸で分解・吸収が行われます。
その後は体内で再合成されるのですが、その際にはビタミンCとビタミンB群が必要とされています。
なので、コラーゲンと一緒にこれらの栄養素を摂取することが重要です。
1日の摂取量の目安は5000mg~10000mgといわれており、日本人には平均的に不足傾向にあるとされています。
こういった栄養素を摂取して「骨の質」を高めることで、疲労骨折の予防や早期回復につなげることができるようになります。
栄養面を考慮して運動するのは、面倒くさい部分がありますが、ケガをすると回復まで厳しい期間が待ち受けています。
食事面から意識してケガの予防に努めることは、これからの運動に非常に大切なことではないでしょうか?
大阪市千林大宮(平日21時まで 予約優先 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!