当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は鍼施術における内出血について少しお話させて頂きます。
鍼を人体に刺入すると、毛細血管を傷つけることがあり、そこから血液が皮下組織に漏れることで起こります。
その際、漏れた血液を皮膚の外側に出すことができれば、内出血は起こりにくくなります。
しかし、何らかの理由で漏れた血液が皮下組織に残ると、青紫色の内出血が現れます。
内出血の大きさは、数mm~1円玉大がほとんどです。
毛細血管の血流が悪くなると、毛細血管は酸素や栄養が不足し、脆くなってしまいます。
原因は、糖尿病・高血圧・高脂血症・喫煙・加齢・遺伝的要因など様々です。
特に高齢者やワーファリンなどを服用している場合、内出血しやすい傾向にあるといえるでしょう。
鍼による内出血は、小さいもので数日、大きいものでも2週間程度で消えていきます。
毛細血管の多く分布する顔面部は、内出血する可能性は高く、細い鍼を使用しても内出血を起こさないとは限りません。
鍼施術を受ける際には、必ず体質ならびに服用している薬など、施術者に伝えてから受けるようにしましょう。
大阪市千林大宮(予約優先制 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!