当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は産後の体調について少しお話させて頂きます。
産後に体重管理がうまくいかない…これには理由があります。
<基礎代謝低下>
妊娠中は、激しい運動などが制限されるため、運動不足になりがちです。
筋肉量の減少に伴って、脂肪燃焼しにくいカラダになっていることが考えられます。
<腹筋力低下>
腹筋は、胎児によって押し上げられることで、引き伸ばされた状態になりっぱなしです。
産後に緩んだ腹筋のために、体型の崩れや内臓を保護する本来の役割を充分に果たせなくなる場合もあります。
<骨盤・骨盤底筋のゆるみ>
胎児が産道を通って生まれる際、リラキシンというホルモンが分泌されます。
リラキシンは、骨盤の靭帯を一時的に緩める作用があるので、骨盤の歪みや骨盤を支える骨盤底筋を緩めることがあります。
放置しておくと脂肪を溜め込みやすくなり、内臓下垂を引き起こして下腹がぽっこりした体型になります。
<食生活の変化>
出産前にしていた規則正しい食生活は、乳児に対する昼夜を問わない世話に忙殺されて、不規則な食生活になりがちです。
母乳を与えている場合、1日あたり約500㎉消費します。(空腹感を感じやすくなるエネルギー消費量)
空き時間につまむ間食(お菓子類など)や飲料(ジュース類など)によっては、カロリーオーバーを招き、かえって体重が増えてしまう場合があります。
産後の体重管理は、なかなか思うように行かないケースがありますが、まずは「出来る範囲のこと」を必ず行うようにしましょう。
時間を有効に活用して習慣化できれば、効果は少なからず期待できるはずです。
まずはカラダの回復を優先して、焦らず気長に取り組んでいきましょう。
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 日・祝受付)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
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