当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は足湯の効果について少しお話させて頂きます。
先人の智恵ではありますが、頭寒足熱という言葉がありますよね。
古来より伝わる民間療法と、バカにできないところもあるようです。
風邪などで鼻づまりが起きるのは、ウイルスが鼻の粘膜に付着する際に増加する白血球にあります。
毛細血管に白血球がたくさん集まることで、粘膜の中がうっ血を起こしてしまうからです。
では足湯との関係性はどうなのでしょう?
足部の血管は長いものが多いため、足部の毛細血管を温熱刺激で拡張することで、全身性に血流増加を促すことができます。
その結果、鼻の血流にも影響を与えて、鼻づまりが解消されるということです。
目安となる時間は15分程度で、温度は42℃前後が理想的です。
終わった直後は足を拭いて、靴下を履くなどして保温効果を高めてやると、より効果的です。
この他にも、足湯をしながら蒸しタオルを鼻にあてがってやるなどすれば、鼻の中が加湿されて即効性があるようです。
時間外で医療機関などで受診できない場合などには、こうした処置をしておくと症状緩和に役立つかもしれませんね。
油断して風邪を引かないよう、うがい・手洗いを徹底させるようにしましょう。
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!