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握ったものを離さない…それが受動握力

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は受動握力について少しお話させて頂きます。

 

握力は、一般的には能動的にモノを握る動作における力と定義づけることができると思います。

 

しかし、スポーツなどの競技においては、握ったものを離さない力もまた握力と考えられています。

 

これを受動握力といいます。

 

受動握力は、握ったものに対して「外力」など受動的な力が加わることにより、モノを離すまいと抵抗する力である、といえるでしょう。

 

受動握力を鍛える場合、リストカールなど前腕筋群を鍛えるエクササイズよりも、何かにつかまってその状態を保持することを選択します。

 

綱引き・綱のぼり・懸垂・鉄棒などにぶらさがる・バトルロープ…などが挙げられるでしょう。(競技などであればボルダリング)

 

受動握力と併せて意識しなければならないのが、指先の関節可動域です。

 

力をスムーズに伝達させるために、指の関節1つ1つを他方の手を使って、曲げ伸ばしなど行ってみましょう。