当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はランニングと筋トレの関係性について少しお話させて頂きます。
●フォームの安定
無駄な力や筋肉を使うことなく走ることができるには、フォームの安定は不可欠です。
フォームの安定化には、意識だけではなく体幹部の筋力も必要とします。
腹部や背部の筋力がしっかりしていれば、長い距離のランニングも楽に走れるようになるでしょう。
●タイムの向上
ランニングをしていて、急に足が重くなる感覚になるのは、下半身の筋力の疲労によるものがほとんどです。
なので、長時間走っても耐えられる筋力を身につけることで、タイムが変わります。
また、下半身だけでなく、足を効率よく動かすには腕振りも必要になってきます。
下半身や腕の筋力も最低限は筋トレでつけるというのも、タイムを伸ばす1つの方法である、といえます。
●ケガ予防
ランニングは下半身の負荷が大きい運動である、とも考えることができます。
運動不足の解消に…などと急激に無理なランニングをすると、ケガをする危険性は高くなります。
ランニングで多いケガは、肉離れやシンスプリントなどが代表的です。
これらは、筋疲労に対する繰り返し負荷であったり、筋力不足で起きる場合が非常に多いです。
なので、下半身・体幹・腕の3部位の筋トレは特に重要です。
筋トレの優先順位には個人差があると思いますが、あとはランニングをしながら課題を見つけて、課題を克服する筋トレをしてみましょう。
日々のランニングを効果的なものにするために、筋トレとランニングを組み合わせるというのは、非常に大切なものではないでしょうか。