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本日は腹筋運動と足上げ腹筋の違いについて少しお話させて頂きます。
通常の腹筋運動では、上半身を起こすことで上腹部の筋肉に刺激が伝わりやすく、足上げ腹筋では下腹部と大腿部の筋肉に刺激が伝わりやすい、とされています。
腹筋群は筋肉の構造上、上腹部が刺激されやすいので、下腹部に刺激を与えるには足上げ腹筋の方が適しています。
ただし、足上げ腹筋を行うに当たっては、注意しなくてはならない点もあります。
背中を反らせた状態で行うと、腰部に負荷がかかるため腰痛を引き起こしかねません。
上げ下ろしには、ゆっくりとした動作が必要になります。
どうしても反るようなら、臀部付近に手を添えて行うなどしてみましょう。
寝ながらお腹に力を入れて、全ての動作をゆっくり行うことが大切です。
上げ下ろしのスピードを調整できない…これは充分な筋力がない証拠です。
なので、無理のない範囲から始めて、少しずつ振り幅を大きくしていくといいでしょう。
負荷が大きい腹筋運動なので、運動前後のストレッチはもちろん、無理な回数を課したりなどしないようにしましょう。
個人差はありますが、1~3ヶ月くらいで効果は感じ取れるようになります。