当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋肉痛の回復ケアについて少しお話させて頂きます。
一般的に筋肉痛は、筋肉を激しく動かすことで疲労物質が蓄積され、本来中性であった筋肉が酸性になり、筋肉を固くさせるとされています。
また、筋肉の伸縮運動により、筋に小さな断裂が起こり筋線維が損傷し、それを再構築するのに筋肉が分解される、ともいわれています。
回復方法としては、以下のものが挙げられます。
●アクティブレスト
激しい運動の後、筋肉には疲労物質が蓄積されます。
疲労物質は運動によって急激に作られているので、血液がそれを回収しきれずに血中に留まるため、筋肉が酸性から戻れない状態にあります。
なので、放置しておくと筋肉は更に固くなってしまいます。
そこで、軽めのウォーキングなど有酸素運動を活用すれば、血液の循環を促して体外へ放出しやすくなります。
●クエン酸
クエン酸には黒酢・レモン・梅干などが代表的ですが、黒酢には特に多く含まれています。
疲労物質の分解はもちろん、血行や代謝の促進・冷え性の改善にも効果的です。
激しい運動をする前日などに摂取しておくと効果があるとされていますが、飲む際には水などで薄めて食後に摂取するようにしましょう。
空腹時に原液で摂取すると、胃に負担がかかりやすくなります。
●入浴
筋肉痛が起きた際には、熱い風呂と水風呂を交互に浴びる交代浴が効果的です。
これによって末梢血管が拡張し、筋肉痛の緩和を促すとされています。
ただし、運動直後30分以内に行うと、全身入浴によってかえって疲労感が増し、筋肉痛を悪化させる危険性があります。
運動直後の場合は足湯だけにして、後はシャワー浴だけにとどめておく方がいいでしょう。
自分に合う方法を見つけて、リラックスさせながら筋肉痛の回復に努めましょう。