当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は有効限界と安全限界について少しお話させて頂きます。
運動量や運動強度が高くなると、当然ながら疲労は溜まりやすくなります。
なので、パフォーマンスを向上させるために、ケガを誘発させないギリギリのレベル(安全限界)と、体力レベルが強化できるレベル(有効限界)を認識しておく必要があります。
運動メニューを考えるに際して、運動強度・運動時間・運動頻度の3要素に加え、運動種目がその目安になります。
全体的な運動量が安全限界を超えると、体力的に弱い部分からケガをしやすくなってしまいます。
例えば肉離れなどは、個人の持つ筋力・柔軟性・筋持久力を超えた際に起こりやすくなります。
それに対し有効限界は、トレーニング効果が現れる最低ラインの運動量を示します。
トレーニングにおいては、一定量の負荷で運動しなければ体力向上は見込めません。(過負荷の法則)
なので、常に同負荷のトレーニングを続けていると、カラダが負荷に対応してしまい、トレーニング効果が薄くなってしまいます。
しかし、運動習慣を身につけるには継続性が大切です。
運動強度の高いトレーニングを行う前に、自分自身の能力をしっかり把握した上で行うようにしましょう。