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食前・食後で変わる運動パフォーマンスとは…?

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は食事のタイミングと運動効果について少しお話させて頂きます。

 

●運動前の食事

筋肉量を増やすのであれば、運動前の食事が効果的です。

筋肉をつけるのであれば、運動パフォーマンスの質が重要です。

筋トレ時に、限界重量への挑戦やその回数を増やすことで、筋肉は強くなっていきます。

なので、体内の栄養が満ちている状態が、筋トレのタイミングとして適しています。

ただし、食後すぐのトレーニングは控えるようにしましょう。

この場合、消化不良を引き起こす可能性があるため、最低でも30分以上は時間を空けたいところです。

 

●運動後の食事

体重や体脂肪を減らすのを目的としているのであれば、運動後の食事が効果的です。

エネルギーとして最優先される糖質が少ない時は、体内に蓄えられた脂肪がエネルギーとして使用されます。

なので、空腹状態での運動は体内にある糖分の血中濃度が低いため、脂肪がエネルギーとして使われやすくなるからです。

また、運動後の食事では、摂取した栄養分の多くが運動で使われた筋肉の補修に使われるので、食べた栄養は脂肪になりにくいといった特性があります。

ただし、空腹状態での運動は、エネルギー不足になる可能性もあるので、激しい運動や長時間の運動には危険が伴います。

 

いずれの場合にせよ、体調を見極めながら無理のない範囲での運動が必要です。

 

運動の目的によって、食事のタイミングは様々です。

 

食事の内容も大切ですが、まずは自分の目的に応じて使い分けるといいでしょう。