当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
私たちが普段の食事で、何気なく行われている「噛む」ということ。
小さい頃には、親に「よく噛んで食べなさい」と言われた方、多いと思います。
では噛む必要性って…なぜなんでしょうか。
それは実に大事なこと。
なので、以下に紹介していきます。
まず、食べ物を「しっかり」噛んで小さくすることは、胃腸での消化を助けることになります。
結果、満腹中枢が刺激されるまでの時間が早くなるので、体重が気になる方にはオススメです (^^)v
また「噛めば噛むほど」出てくる唾液は、食べ物と混ざることにより刺激性が抑制されて、胃にやさしくなる効果があるのです。
噛むことで増える唾液は、食べ物を分解する酵素や消毒、炎症を抑える効果(抗炎症効果)や歯を強くするものなど様々な成分で構成されています。
噛まないときと比べ、噛んでいるときは5~10倍もの唾液が分泌されます。
さらに。
噛んだ刺激が、歯からアゴの骨に伝わり、骨の甲にある細胞が刺激されます。
すると…その細胞は栄養やカルシウムから密度の高い骨を形成していくのです。
と、同時に噛むことは顔の骨・筋肉にも刺激を与えるわけですから、丈夫になっていく、ということになります。
飽食の現代社会。
ジャンクフードなどをはじめとする、やわらかい食べ物が多くなったことで、あまり「強い力で噛まなくても食べられるモノ」が増えたせいで、噛む回数が減って日本人のアゴは細くなってきている、とも言われています。
噛むことで脳の機能は活性化されます。
ところが噛む回数が減ると、活性化されにくくなってしまうのです。
噛む回数を増やすことは、認知症予防にも役立つことが最近の研究などでも明らかになってきています。
あらためて「噛む」大切さ、見直してみませんか?
大阪市旭区 まつ鍼灸接骨院でした
