当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
加齢とともに筋肉痛の発症が遅くなる、と言われていますよね。(俗説では2日後に好発するとも…)
実際に体験された方もおられると思いますので、一概に否定はできませんが…ここで誤解して頂きたくないのは、「若さ=筋肉痛の発症が早い」ということ。
前回でも書きましたが、筋肉痛とは「筋肉の老化現象」ではありません!
筋肉に「高負荷」をかけることで生じるものなのです。
したがって。
若い時には全力で肉体の限界に挑戦できるので、筋肉痛が「起こりやすく」、中高年者・高齢者の方は筋力が若い頃と比べて衰え勝ち…。
なので、肉体を酷使する行動を本能的に避けるようになります。(これは心肺機能の低下にも関連しているからです)
本人が若い頃と同じような負荷をかけてトレーニングしていると思っていても、実際は肉体をセーブしながら負荷が軽めになっている場合が多いです。
遅れて発症する筋肉痛は、「年をとったから」ではなく若い頃と比べて負荷が足りていないと考えるべきなのです。
負荷の重量や回数に対する速度、そしてトレーニング時間を改善すれば、筋肉痛のピークは早く訪れます。
あと、筋肉痛を早く治すためには…
基本的には血流を良くするために「温める」ことが即効性のある対処法といえるでしょう。
筋肉痛は筋線維の損傷と乳酸の蓄積によって起こるので、血流を温熱刺激で促進させて乳酸を流し、回復のための栄養を筋肉により早く届けることによるからです。
また血行不良を避けるために、クールダウンを怠らないこと!
運動を急激にやめると…
運動時に比べ、血流が一気に遅くなります。
結果。
乳酸がたまることになるので、心臓に負担がかかってきます。
クールダウン後には、静的ストレッチングを。(筋肉をほぐして、乳酸が1箇所に溜まるのを防いでくれます)
入浴も効果的。(特にスーパー銭湯などで水風呂と組み合わせる温冷療法は非常に効果的!→血管の収縮と拡張を促し血流が良くなる)
筋肉痛を恐れずに、しっかりカラダを鍛えませんか 笑
大阪市旭区 まつ鍼灸接骨院でした
