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空気が乾燥するこの時期。
エアコンの長時間使用などで、乾燥肌を助長させることが多く見受けられます。
アトピーなどの先天性疾患を除き、乾燥肌は外的刺激(エアコンや石鹸の過使用など)が後天的な要因となる場合も少なくありません。
そこで本日は、乾燥肌からくる痒みについて少しお話させて頂きます。
本来、健康な肌はあらゆる外的刺激から守るために存在します。
皮下組織のバリア機能は紫外線や化学薬品によって低下させられるのです。
低下した肌は、皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなることで、皮膚の水分抑制力が低下し、痒みが生じます。
皮膚の潤いには必ず「セラミド」という物質の名前が出てきます。
セラミドとは、皮膚角質層に存在する脂質のことで、肌を外部刺激から守るバリア機能と角質層の水分を保持する、いわばスポンジのような役割をも果たします。
したがってセラミドが不足すると、外部刺激に抗しきれなくなり、結果として肌は乾燥し痒みが発生するということになります。
なので。
①エアコンは必要最低限にとどめる
②加湿器などで部屋の湿度を調節する
③熱い風呂の長時間入浴は避ける
④石鹸をつけたタオルでカラダをこすり過ぎないようにする
⑤入浴後は保湿剤を塗る
⑥サングラス・帽子などで紫外線対策をする
上記の他にも…湿度・外気温・紫外線・化学薬品。
これらに気をつけるだけでも、乾燥肌の対策にはなりうるはずです。
とうとう12月。
多忙な年末も、油断せずに乗り切りましょう!!
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
