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数年前から注目され、老化現象の一因と考えられる「糖化」。
糖化とは、加齢や種々の刺激によって、タンパク質が糖に結合する現象のことをいいます。
糖化によってAGE(終末糖化産物)は生成され、肌の弾力性が低下し(たるみ)、くすみ肌など肌の老化に直結すると考えられています。
AGEは実に厄介な存在で、コラーゲンの分解や再合成といった本来の代謝サイクルは滞り、肌のたるみ・くすみ・シワを進行させてしまいます。
進行するにつれて、AGEは肌細胞に留まり、肌の透明感は失われ、肌は「黄ぐすみ」の原因になってしまうのです。
糖化を防ぐには、緑茶・緑色の葉菜類・発酵食品の摂取が効果的といわれており、食前の大豆製品・ヨーグルトなどは血糖値の上昇を抑える効果があります。
大豆に含まれる水溶性ペプチドには血中の糖を吸収するレセプター(細胞の窓口)を増やしますし、ヨーグルトは整腸作用により腸内環境を整えます。
食後の血糖値の急上昇を抑えるためには、食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番での摂取(いわゆる懐石食べ)が理想的です。
もちろん野菜の他にも、牛乳などは食前に飲むことで血糖値の上昇は抑えられますが、コーヒーは血糖値を上げやすいので、食後に飲む方がいいでしょう。
運動後・空腹時の糖分摂取は、一気に血糖値が上がるので要注意です!
ベーコン・ドーナツ・アップルパイ・ポテチにコーラ…これらの加工食品はAGEを多く含むために摂り過ぎには充分注意して下さい (^^ゞ
食後はなるべく20~30分くらいの散歩を心がけると、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。(ただし、防寒対策は入念に!!)
食後の運動は消化の妨げになるといわれますが、カラダを少し動かす程度ならば影響はありません。
アンチエイジングは長期戦(>_<)
諦めずコツコツと日々の積み重ねが大事です。
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
