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東洋医学に見る食べ物の「寒冷温熱」とは?

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は漢方医学について少しお話させて頂きます。

 

西洋医学に「薬物学」があるように、東洋医学にも「本草学」というものがあります。

 

漢方は医食同源の文化なので、日頃私たちが口にする米・麦・生姜・ラッキョウ・山椒・山芋なども薬と考えます。

 

本草学ではこれらを食べたときに、カラダを冷やすか温めるかで寒・冷・温・熱に分けています。

 

熱帯地方(または暑い季節)の食べ物はカラダを冷やす性質

寒冷地方(または寒い季節)の食べ物はカラダを温める性質

 

地面の下にできるものはカラダを温める性質があり、上の方にできる果物などはカラダを冷やす性質があります。

 

肉類は温の作用があり、生野菜や果物、特に白砂糖はカラダを冷やす作用があるので寒い地域では肉類を多く摂取し、暑い地域では果物や野菜を多く摂取する傾向があります。

 

肉食の多い方は麦や果物を共に食べて調和させ、菜食の多い方は米を共に食べることで調和されます。

 

このように東洋医学は、調和させることによって養生に努め、カラダの健康を維持させていきます。

 

全体のバランスや調和を意識すること…これは現代にも充分通用する考え方ではないでしょうか?

 

大阪市 旭区 大宮   まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

本草学