当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は水分摂取による腸内環境との関連性について少しお話させて頂きます。
水分はヒトが生きていく上で必要不可欠なものです。
そして、腸内環境を整える上でも非常に重要な役割を果たしてもいるのです。
水分が不足すれば、便秘になりやすくなります。
便は80~90%が水分で構成されています。
なので、水分が不足すれば便は固くなります。
また、大腸は平坦ではないので、腸内をスムーズに進むことができません。
排便時にも肛門部に負担がかかります。
なので、水分不足は便を固くし便秘の原因になります。
逆に、水分を多めに摂取するようにすれば、便は水分を多く含み、大腸内をスムーズに移動します。
結果、便秘は解消されて腸内環境は改善されます。
成人に1日必要な水分量は約2000~2500mlといわれています。(この数値は、3度の食事やスープ類なども含めた計算です)
飲料水として飲んだ方が良いとされる量は、約800~1300ml程度です。(なので、便秘がちな場合は1500mlほど飲めば効果的です)
飲みすぎは浮腫(むくみ)の原因になるため、2000ml以内に収めるのが望ましいでしょう。(腎臓・心臓の疾患により水分制限されている場合、かかりつけの医師に相談するようにして下さい)
手軽な飲料としては、やはりミネラルウォーターでしょう。
軟水と硬水がありますが、カルシウム・マグネシウムが少ない軟水の方が、胃腸に優しく口当たりも良いです。
便秘に効果があるのは、カルシウム・マグネシウムを多く含む硬水です。
硬水を水分補給に取り入れる場合、徐々に硬度を上げていくのが良いでしょう。(日本の水は基本軟水が多いため、飲み慣れていない場合が多いからです)
コーヒー・緑茶に含まれるカフェイン、アルコールは利尿作用があるので、水分を体外に排出するので、あまりオススメできません。
麦茶・ほうじ茶などカフェインを含まない飲み物を選びましょう。
また冷たいものは腸を冷やすので、腸の運動が停滞する原因になります。
なので、常温や温かいものを飲む方が効果的でしょう。
1度の水分補給で、胃が吸収できる量は200~250mlといわれています。(それ以上飲むと、水分は排出されるのと、水で胃液が薄まるので消化器官に負担をかけてしまいます)
運動・入浴の前後、起床時にコップ1杯の水分を補給すれば、便秘の改善につながります。
便秘が改善すれば、肌荒れ等の問題も改善されていきます。
吸収と排泄のサイクルは、代謝をアップさせ、ヒトが健康な生活をおくる上で非常に大切なものといえるでしょう。
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
