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カテゴリー別アーカイブ: ケア

香辛料が胃腸にダメージを与える原因とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は香辛料でお腹を下す原因について少しお話させて頂きます。

 

香辛料でお腹を下す1番の原因は…それは使いすぎです。

 

胃腸の調子を整えたり、カラダを温める作用もある香辛料ですが、使いすぎると舌の感覚を麻痺させたり、自律神経を興奮させたりもします。

 

また、辛さを和らげようと大量の水を飲むため、水分オーバーになって腸で吸収されなかった水分はそのまま排出されることになります。

 

摂取過多によって胃腸に負担がかかると、消化不良腸内環境の悪化につながるため、これがお腹を下す直接的な原因になります。

 

七味唐辛子・ニンニク・マスタード・タバスコなどは、そういった香辛料の代表例とされています。

 

お腹を下さないようにする対策としては、生野菜と一緒に摂取するといいでしょう。

 

生野菜には消化酵素が含まれているので、辛味成分の緩和食物繊維による整腸効果も期待できます。

 

また、体調不良の場合には香辛料を避けて、整腸作用のあるハーブなどを使用するのがいいでしょう。

 

味つけのアクセントになる香辛料ですが、使いすぎはかえってカラダに毒になります。

 

常に適度な量を心がけて、普段の食生活に生かすようにしましょう。

ケガの予防知識…「有効限界」と「安全限界」とは!?

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本日は有効限界と安全限界について少しお話させて頂きます。

 

運動量や運動強度が高くなると、当然ながら疲労は溜まりやすくなります。

 

なので、パフォーマンスを向上させるために、ケガを誘発させないギリギリのレベル(安全限界)と、体力レベルが強化できるレベル(有効限界)を認識しておく必要があります。

 

運動メニューを考えるに際して、運動強度・運動時間・運動頻度の3要素に加え、運動種目がその目安になります。

 

全体的な運動量が安全限界を超えると、体力的に弱い部分からケガをしやすくなってしまいます。

 

例えば肉離れなどは、個人の持つ筋力・柔軟性・筋持久力を超えた際に起こりやすくなります。

 

それに対し有効限界は、トレーニング効果が現れる最低ラインの運動量を示します。

 

トレーニングにおいては、一定量の負荷で運動しなければ体力向上は見込めません。(過負荷の法則

 

なので、常に同負荷のトレーニングを続けていると、カラダが負荷に対応してしまい、トレーニング効果が薄くなってしまいます。

 

しかし、運動習慣を身につけるには継続性が大切です。

 

運動強度の高いトレーニングを行う前に、自分自身の能力をしっかり把握した上で行うようにしましょう。

運動が原因で起きやすい貧血とは…?

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本日は運動由来の貧血について少しお話させて頂きます。

 

激しい運動をする上で起きやすいのが、「希釈性貧血」と「運動性溶血性貧血」です。

 

●希釈性貧血

循環血漿量の増加により発生する「見かけ」の貧血をいいます。

運動を行うと、末端までの血流を促そうとして、血漿量を増やして血液の粘調度を下げようとします。

しかし、ヘモグロビンはすぐに増加しないため、ヘモグロビン濃度は低くなります。

一時的に貧血状態になる希釈性貧血は、対策をする必要性は特にないといわれています。

 

●運動性溶血性貧血

足裏への衝撃によって赤血球が壊れることで起こる貧血をいいます。

赤血球の寿命は、通常であれば120日ほどですが、脊髄で生成されることで常に一定に保たれています。

しかし、脊髄で生成される量を上回ると、血液中の赤血球が少なくなるため、貧血を起こします。

長距離の陸上競技・サッカー・バレーボール・バスケットボール・剣道など、足裏への衝撃が強い競技に多いとされています。

 

貧血は運動パフォーマンスに大きく影響します。

 

持久系の運動の場合はブドウ糖が不可欠であり、エネルギーを産生するには酸素が必要です。

 

全身への酸素の運搬はヘモグロビンが担うため、ヘモグロビンが多いほうがスタミナの維持につながります。

 

高強度なトレーニングを行う際には特に注意が必要です。

姿勢に影響を与えるトレーニングとは…?

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本日は姿勢に影響を及ぼす偏ったトレーニングについて少しお話させて頂きます。

 

トレーニングを始める際にまず思うこと…。

 

「厚い胸板」「太い腕」「くびれたウエスト」などをイメージされることが多いと思います。

 

共通しているのは、主に上半身のトレーニングが占める割合が多くみられる、ということです。

 

上半身のトレーニングを実施するのは、これといって特に問題はありません。

 

ただし、偏ったメニューばかりしていると、筋肉のバランスが崩れて姿勢に悪影響を与えてしまい、本末転倒な結果を引き起こしかねません。

 

筋肉が疲労によって柔軟性が低下する状態が続くと、筋肉の収縮力によって骨格が本来あるべき位置より歪められる可能性も考えられます。

 

主動筋を鍛える場合には、拮抗筋も鍛えて筋肉のバランスを保つ必要があります。

 

上半身だけでなく下半身、無酸素運動だけでなく有酸素運動…トレーニングも筋肉のバランスを意識し、ケガの予防も兼ねて行うようにしましょう。

カラダを安定化させる要素とは…?

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本日はカラダを安定化させる要素について少しお話させて頂きます。

 

カラダを安定化させるのに要素は大別すると3つに分けることができます。

①重心の位置

②支持基底面の広さ

③体の重さ

 

重心位置を下げるには、股関節の動きが非常に重要になり、支持基底面は片足になると小さく安定しづらいという特徴があります。

 

支持基底面とは、体重を支えるのに必要な床面積をいい、足裏の接地面積だけではありません。(なので、両足を広げるほど支持基底面は広がります)

 

また、カラダを重くすればそれだけ重心は安定しやすくなりますが、大切なのは筋量を増やすことです。

 

体重が増えると、股関節・膝関節・足関節など荷重関節に負担がかかりやすくなります。

 

なので、ケガ予防という観点から、筋肉をつけて体重を増やすことを意識しましょう。

 

このように、カラダの安定性とそれに伴う身体的要素は、パフォーマンスの向上やケガ予防にもつながります。

自律神経と腸の働きには深い関わりがある…!?

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本日は自律神経と腸の関係について少しお話させて頂きます。

 

ストレスを感じると自律神経は交感神経が優位になります。

 

ところが、腸の蠕動運動を支配しているのは副交感神経ですから、ストレスがたまると腸の動きは抑制されて便秘を引き起こします。

 

なので、ストレスがかかった時には呼吸を意識してみましょう。

 

4秒かけて息を吸って8秒かけて吐き出す「4と8の呼吸」をすると、通常の呼吸よりも多くの酸素を取り込むことで、血管は拡張し緊張がとれてきます。

 

その他にも早寝早起きの習慣化太陽の光を浴びるほどよい運動や体操ウォーキングなどは副交感神経の動きを活発にさせることができます。

 

カラダを動かしながら、深い呼吸ができる程度のペースで行うことで、酸素や栄養はカラダの末端にまで届くようになります。

 

ポイントは「良質な血液が末端にまでしっかり流れること」です。

 

秋は運動を始めるのに良い季節です。

 

体質改善に向けて踏み出してみませんか?

脊柱には腰痛との関係性がある…!?

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本日は脊柱と腰痛の関係について少しお話させて頂きます。

 

脊柱は頚椎7・胸椎12・腰椎5で構成されています。

 

側面からみると、緩やかなS字カーブ(生理的弯曲)を描いており、これによって屈伸動作や捻転動作を可能にしています。

 

脊柱の役割には、主にカラダの支持・運動・神経の保護(脊柱管)の3つの役割があります。

 

腰を捻転させる動作の多くは、腰椎ではなく胸椎が関係しており、体幹部の筋肉が固いと痛めやすくなります。

 

また、腰椎から仙骨にかけては弯曲がきついため、腰痛を発症しやすい部位になります。

 

特に、成長期においてみられやすい腰椎分離症の原因は、繰り返し負担による疲労骨折によって引き起こされます。

 

複雑な動きを可能にする脊柱の動きを理解して、その特徴と腰痛との関係についても理解を深めておきましょう。

朝に血圧が高いのは要注意のサイン!?

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本日は早朝高血圧について少しお話させて頂きます。

 

血圧は一般的に、暑熱・寒冷などの温度刺激運動や感情などによって一時的に上昇します。

 

基本的には活動時に自然に上昇し、睡眠時には低くなります。

 

早朝高血圧とは、起床時から血圧が急上昇して高血圧になる状態をいいます。

 

原因は様々あり、服薬の不具合・糖尿病・睡眠不足・ストレス・飲酒・喫煙などの生活習慣も関係しています。

 

生活習慣から血圧の変動を改善するには、部屋の温度差や冷え対策食生活の見直し禁酒・禁煙などが挙げられます。

 

普段から家庭において血圧測定を行うことは、血圧由来の症状の早期発見につながるので、血圧を把握する習慣を身につけておきましょう。

 

コンディションが崩れる…それってどんな時?

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本日はコンディション不調の条件について少しお話させて頂きます。

 

運動と休養のバランスが崩れるには大別すると3つに分けられます。

 

①体力レベルを超えた過剰な負荷をかけ続ける

②疲労状態から充分に回復していない

③体調不良のまま運動を続ける

 

このような状態で運動を続けていると、ケガの発生率が上がるだけでなく、慢性的な疲労感に襲われて回復しづらくなってしまいます。

 

パフォーマンスの維持ないし向上を目的とした運動も、過度に行うことでオーバートレーニング症候群のような危険な状態に陥ることが考えられます。

 

暑熱環境下ではいつも以上にダメージが大きく紫外線の及ぼす影響により熱中症脱水症状のリスクを生み出します。

 

運動後の疲労回復や、良質な睡眠時間の確保は非常に大切なので、就寝前のリラックス方法なども考慮してコンディション維持に努めましょう。

打撲をしたら…コンパートメント症候群に要注意!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はコンパートメント症候群について少しお話させて頂きます。

 

複数の筋肉がある部位では、骨や筋膜によって囲まれた区画が存在し、これをコンパートメントと呼んでいます。

 

打撲によって、一部の区画が腫れや内出血を起こすと、それらを受け止めるスペースがないため、神経や血管を圧迫します。

 

大腿部前腕部で起こることもありますが、特に下腿部は区画が4つに分かれて区画そのものが小さいので、特に注意が必要になります。

 

血管や神経が圧迫されて、患部の内圧が高まっている状態が継続すると、細胞を壊死させる危険性があります。

 

また、コンパートメント症候群は打撲によるものだけでなく、繰り返し動作などの継続的な外力によっても生じることがあります。

 

基本的な応急措置としてはRICEが原則になりますが、急激な痛み・痺れ・腫れ・変形が認められる場合は骨折の可能性も考えられます。

 

冷やして放置していればその内に腫れも引くだろう…などと思わずに、処置後は速やかに受診するように意識づけましょう。