当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
寒い季節、暖を取るために、あるいは忘年会シーズンというのも手伝って、アルコールを摂取する機会が多いと思います。
本日はアルコールの効果について少しお話させて頂きます。
皆さんとしては、「アルコールはカラダを温める」というイメージをもっていらっしゃる方のほうが多いのではないでしょうか?
確かにアルコールを摂取すれば、一時的にではありますがカラダを温める効果があります。
これはアルコールが体内で素早く燃焼する性質を持っているからなのです。(実際、漢方などでは酒はカラダを温めるものとして認知され、一般的に紹介されています)
ところが時間が経つにつれ、この温熱効果は変化していきます。
アルコールを摂取した晩はカラダ中が温まりそのまま入眠。
しかし翌朝に起床した時にカラダがものすごく冷えていた…という経験はお持ちでしょうか?
アルコールは一時的にカラダを温めますが、時間の経過に伴って体熱は奪われていくのです。
結果、飲んでから数時間すればカラダは飲む前よりも冷たくなります。(尿量が多くなることで、排尿時に体熱が奪われていくからです)
冷え性でお悩みの方で、苦しい時などにはついついアルコール摂取により対処される方もいるかもしれません。(アルコールが好きな場合)
先述した通り、アルコールの温熱作用は瞬間的でその後は逆に冷え性を悪化させる可能性があります。
冷え性の根治にアルコールは無理があるといえるでしょう。(摂取した翌日はさらに苦しくなる可能性があります)
冷え性の改善には、食事・生活・睡眠の規則性が肝要です。(長期的な視野で冷え性の改善を心がけるようにする方が良いでしょう)
またストレスも冷え性の原因になるので、飲むことでストレス発散・冷え性改善というのにも無理があります。
寒いこの時期、アルコールを過ごしすぎると、かえって体調を崩す原因になりかねません。
ちょっとした不注意が、楽しかった時間を台無しにしてしまいます!
来週にはクリスマスも控えて、イベントが目白押し…。
楽しい年末を過ごすためにも飲みすぎ注意!!
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
