当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は東洋医学的な冬の養生について少しお話させて頂きます。
冬の養生の原則は腎気(生命のエネルギーが溜めているところ)を衰えさせないように注意することと、寒さから身を守ることが重要です。
寒さから身を守るのは、脳・心臓への血管障害が起こりやすいため、血管に負担がかからないように部屋などを温める。
腎の働きを助けるために、エネルギーを溜めることを心がける。(冬は日照時間が少なく、陰が強い季節のため)
腎を保養するには、根菜類(ニンジン・大根・レンコン)を多めに摂取するように心がける。
要約すれば上記のような感じになります。
現代的に言うと…
①充分な睡眠時間
②暖房は控えめに(温めすぎは気を消耗するから)
③無理なダイエットはしない(エネルギーを溜める季節なので)
④頚・足首・腰は冷やさない
⑤消耗の強い運動は控える
⑥鍋・スープ類などの温まる食事を心がける
⑦柑橘類などからビタミンC摂取を心がける
これらのことに気を配るのは、体質改善を重要な柱と位置づける東洋医学ならではの健康法だと思います。
病気になってから健康について考えるのではなく、病気というものは普段の生活から生じているものが多いということを意識すること。
そのことで気力は充実し、心身ともに冬を過ごせるようにカラダ作りができるようになります。
東洋医学は奥が深いので、私自身もまだまだ不勉強な部分が多いです (^^ゞ
本日が本年最後の勤務日ですが、去り行く年を惜しみつつ来る年に期待を寄せつつ年末年始を過ごすつもりです。
本年もたくさんの素敵な出会いに支えられた1年でした。
なお本日は通常通りの受付時間で施術させて頂いております (^^♪
大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
