当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は自転車による人身事故について少しお話させて頂きます。
電動アシスト型自転車の普及に伴って、歩行者と自転車との事故が増えてきています。
また、宅配業者(どことは言いませんが)の乗る自転車は、あちこちで歩行者と接触ないし衝突事故を引き起こしています。
事故にあった場合、まずは警察を呼びましょう。(骨折や脱臼が疑われる場合は救急車も要請する必要があります)
次に防犯登録をスマホなどで撮影しておきます。
自転車の防犯登録は、車でいうところのナンバープレートに相当します。
なので、盗難車や友人から借りた自転車でない限り、持ち主は特定することができます。
たとえ悪意なく接触ないし衝突したとしても、事故は事故です。
ひとむかし前のように、謝ってすまされる問題ではありません。
示談にするのか被害届を出すのか。
相手方が未成年の場合、親権者との話し合いになることもあります。
そして、事故を起こす割合が比較的高いのが学生さんです。
部活動後や下校時、あるいは学習塾の帰りに接触事故がよく起こっています。
その時に何もなくても、後遺障害として時間が経ってから発生する場合も考えられます。
交通事故は車輌や自動二輪だけではありません。
もうすぐ夏休みに入るため、昼夜を問わず自転車の通行量は増えると考えられます。
無理なスピードでの移動は避けて、時間に余裕を持って自転車に乗るようにしましょう。